シボレー S10ピックアップのご入庫
中古を購入していろいろと問題があったこちらの車両、特に重要なブレーキ周りを見ていきます。
フロントのブレーキパッドの残量がないので交換が必要なのことと、やたら当たりが悪く偏摩耗してしまっているブレーキディスクを交換します。
何かが噛みこんだのか、大きな溝が出来てしまっています。
パッドの残量もほとんどありませんでした。
リヤはドラムブレーキですがどう見てもメンテナンスしていない様子ですのでホイールシリンダーは交換することにしました。
案の定、シリンダー内部は錆びで固着している状態でした。
最後に見逃してはならないのはリヤブレーキのホースです。
何とショックアブソーバーと擦ってもう少しで漏れるところでした。
純正では干渉しなかったでしょうが車高を下げていたため、ホースのカーブが大きくなりショックアブソーバと干渉したのです。
ホースを交換してショックアブソーバーと干渉しないように対処いたしました。
アメリカ車はカスタムして乗られる方が多いのですが危険なカスタムも非常に多く見受けられるので注意が必要です。
ヘッドライトなども配線が間違えていて、うっすらとしか点灯していなかったなどその他にも手直しが多く必要でした。
アメリカ車に限らずカスタムしてかっこが良いということと、安全に走行できるかは別の次元の問題ですのでくれぐれもご注意ください。