栃木県宇都宮市の整備工場
TEL 028-656-2588
月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 トヨタ

トヨタ ランドクルーザープラド(KZJ78W)エンジン掛かり悪くエンスト

トヨタ ランドクルーザープラド(KZJ78W)のご入庫

”エンジンの掛かりがすごく悪い” ”走行中にエンジンが止まった”との事。

不具合状況を再現するため走行テストを行います。

アクセルを踏み込んでも何かもっさりしてスピードが上がらず、べた踏みしても最高でも60km/hほどしか上がりません。

そのまま走行していると急にエンジンが止まってしまいました!

アクセルを踏んでる最中のエンストです!

惰性で路肩によけてエンジンを再始動しようと試みますがクランキングは勢いよく回るのですがなかなか掛かりません!

焦りましたが何とかエンジンは掛かり工場に帰還することが出来ました。

 

この車両は、電子制御ディーゼルエンジンですので故障コードを読み出しましたが特に何も検出していませんでした。

なんとなくガス欠の症状に似たエンストでしたので燃料系統を疑い調べていくことにします。

 

エンジンの掛かりの悪さは何時間か放置した後に再現できました。
クランキングは勢いよく回るのですがエンジンは爆発する気配がありません。

エンジンが掛からない状態でインジェクターに燃料が来ているか確認してみるとやはり燃料来ていませんでした。

何らかの原因で燃料供給がおかしくなっているのは間違いありません!

次にプライミングポンプを押してみるとスカスカしていつまでも重くなる気配がありません。

プライミングポンプとは手動のエア抜きポンプで燃料ラインに空気が入ってしまった際、手動で燃料を送り空気を追い出すためにあります。

空気が混入していなければポンプは重くなるのですがいつまでたっても重くなりません。

そこで燃料ホースに透明ホースを割り込ませて燃料の動きを直接見てポンプが作動しているか確認してみます。

このようにポンプを押しても全然送っていませんでした。

次にエンジンを何とか掛けるとご覧の通り燃料に空気の気泡が多く混入していました。

これはプライミングポンプの気密が悪くなり空気が吸い込まれてしまったことが原因で,気密が悪いのでポンプも圧送しなかったというわけです。

 

これだけの空気が燃料に混ざればうまく噴射できませんので掛かりの悪さ・加速不良・エンストが起きても不思議はありません。

プライミングポンプと燃料フィルターを交換することになりました。

 

交換後プライミングポンプを押してみるとご覧の通りしっかり燃料を送れています。

交換後、すべての不具合は解消しました。

年数が経つとこのような部分も劣化してしまうので注意が必要です。

 

ちなみに取り外した部品と新しい部品は少し違います。
旧品

元々は寒冷地仕様で燃料ウォーマー付きでしたが、そこまで極寒冷地域での使用ではありませんのでノーマルのヒーター無を取り付けたのです。

新品

寒冷地仕様でないという以外に機能に差はありません。

部品代も安く済みお客様にも満足していただけました。

 

 

栃木県宇都宮市の整備工場月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

MASUTAKAブログ最新情報

ミツビシ D:5 メンテナンス②

ミツビシ D:5 メンテナンス② 前回ディーゼルエンジンのメンテナンスの案内をしましたが、他にも駆動系等のオイルメンテナンスのご依頼を受けましたので交換を勧めます。 まずはメインであるオートマチックフルードの交換です。 アイシン製の8速トルコンオートマチックで他の自動車メーカーでも多く採用されているタイプになります。 ドレンプラグがフルードレベル調整プラグを兼ねているタイプで特徴的です。 調整方法は非常に重要であるため整備書を見てもらわなければなりませんので割愛します。 AT・CVT・DCT・AMTなど自 ...

続きを見る

ミツビシ D:5 メンテナンス①

ミツビシ D:5(CV1W)ディーゼル 走行距離が伸びてきたのでメンテナンスを行いたいとのご依頼 まずはディーゼルエンジン車両ですのでフィルターとつく部品の交換を行います。 まずはエンジンのエアフィルターの交換は当然ですがディーゼルエンジンでは注意の必要なフューエルフィルターの交換を行います。 この車両ではフューエルフィルターはエンジンルームの奥まったところに取り付けられていて通常は見える位置には付いていません。 手前にあるエアクリーナーケースなどを取り外すとフューエルフィルターが見えます。 燃料フィルタ ...

続きを見る

VW ニュービートル 突然の故障

VW ニュービートル お預かり車両の修理が終わり引き渡しの際、お客様が車両に乗り込みエンジンを掛けようとキーを捻ったところエンジンが掛からなくなりました。 状態としてはキーを捻った感覚がスカスカになってキーを抜いてもメーターの電源が切れませんしスターターを回そうと一番奥まで捻っても重くなる感覚がありません。 どうやらキーシリンダーユニットで何かが壊れたようです。 キーシリンダーユニットを取り外します。 この部品自体が3分割になっています。 後端のイグニッションスイッチを取り外すと故障した原因がわかりました ...

続きを見る

8月の休業日 お知らせ

8月の休業日は、8日(土曜日)から16日(日曜日)及び2・23日・30日(日曜日)は休業させて頂きます。

続きを見る

ニッサン NV200 スパークプラグの交換時期

ニッサン NV200 車検整備でのご入庫 スパークプラグを点検したいのですがこのエンジンはインテークマニホールドがエンジン上部を覆っているため簡単に点検することが出来ません。 しかし4番シリンダーだけがわずかにある隙間からスパークプラグを取り外すことが出来るため点検します。 スパークプラグを点検すると摩耗限界で交換時期を迎えている状態になっていました。 付いていたものは新車装着時のプラグでしたが、これは片貴金属プラグというタイプで長寿命プラグではありません。 そのため交換時期は2万㎞になりますので7万㎞を ...

続きを見る

応急パンク修理の後は

パンクをしたので車載のパンク修理キットで直したがこのまま乗り続けて良いのかとのお電話がありました。 車載のパンク修理キットはあくまでも応急的に使うものなのでパンク修理箇所の修理が必要になるのと点検が必要とお伝えしてご来店いただきました。 昨今ほとんどの車両がスペアタイヤではなく応急パンク修理キットの搭載に移行しています。 修理剤を使用したタイヤがどのようになっているか診ていきます。 パンクをしたタイヤをホイールから取り外すと中から修理キットの液剤が大量に出てきます。 この液剤がパンク穴を塞ぎます。 この液 ...

続きを見る

VW パサート(B8)ウォーターポンプ漏れ

VW パサート(B8)   車検のご依頼で受け入れ検査を行った際、冷却水が漏れた跡を発見しました。   冷却水が漏れては乾いてを繰り返したような状態でしたのでずいぶん前から漏れは始まっていたようです。 ウォーターポンプを取り外すとかなりひどい状態でした。 このエンジンはカムシャフト後端部でコグドベルトでウォーターポンプを駆動するのですが漏れた冷却水が付着したのかゴムの破片が大量に飛び散ってコグドベルトの山もすり減ってしまっている状態でした。 ウォーターポンプの軸部分のシール不良が原因ですがこのタ ...

続きを見る

BMW 118(F20)オイルエレメントケースからの冷却水漏れ

BMW 118(F20) 冷却水のレベル警告灯が点灯して何回か補充を繰り返していたが車両の下には垂れてこないので漏れていないように見えるけど冷却水が無くなってしまうとのことで来店。 エンジンルームを点検するとかなり強く冷却水臭がするのでどこからか漏れているのは間違いなさそうです。 点検のためアンダーカバーを外すと吸音型のアンダーカバーから冷却水が大量に染み出てきます。 漏れた冷却水をアンダーカバーがスポンジのように吸い取ってしまい、ポタポタ垂れてこなかったのでユーザーは漏れていないのではないかと思ったよう ...

続きを見る

ルノー ルーテシアRS(X85)危険な故障

ルノー ルーテシアRS(X85) 車検でのご入庫ですが非常に危険な状態でのご入庫でした。 まずはエンジンルームを点検すると強いガソリン臭が漂っています。 点検するとインジェクターに分配するデリバリーパイプにつながる燃料の樹脂のジャバラホースから勢いよくガソリンが吹き出しています。 https://masutaka.co.jp/images/VID_20260330_130908-5.mp4 漏れているホースは部品供給は終了しているのはもとよりホース自体もタンクまでのアッセンブリーになるため部品代・工賃とも ...

続きを見る

マツダ デミオ(DJ3)ブラインドスポットモニター修理での落とし穴

マツダ デミオ(DJ3) もらい事故で追突されてしまったこちらの車両。 右後端部の損傷が激しいです。 バンパーを外して点検したところ右のブラインドスポットモニター(BSM)のモジュールに接触痕とモジュールベースに割れが確認できたため交換に至りました。   鈑金修理後にブラインドスポットモニターのエラーを消去しようと診断機からアクセスしますがどうしてもエラーを消すことが出来ません。 どうも新品ユニットの認識不良のエラーなのですが当社の診断機である程度のことはできるはずなのですがうまくいきません。 ...

続きを見る

-故障修理・整備, トヨタ

© 2026 増高自動車工業有限会社