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故障修理・整備 ニッサン

ニッサン フェアレディZ(Z33)スターターモーター故障

ニッサン フェアレディZ(Z33)のご入庫

エンジンが掛からないとの事で搬送されてきました。

エンジンが掛からない状況をお聞きすると、クランキングしようとするとカチンという音はするがクランキングはしないとの事

御入庫して状況を確認すると確かにエンジンルームでカチンという音がしますがクランキングはしません。

バッテリーを見ると真新しく交換したばかりのようですが一応テスターで点検するとやはり電気の量に問題はなさそうです。

 

スターターモーターを回すためには、2つ電気が必要です。

ひとつはスターター信号としていく電気と、もう一つはモーターを回すためのバッテリーからの直接の電気でこの二つが来ていない限りスターターモーターは回りません。

こちらのお車は、比較的スターターモーターにアクセスしやすいので直接、スターター信号とバッテリー電圧を測ったところどちらも正常に掛かっていることがわかりました。
もちろんアースも確認してOKです。

外部は正常ですので、不具合の原因はスターターモーターの内部ということになります。

スターターモーターをリビルト品に交換して不具合は解消しました。

 

具合を起こしたスターターモーターを単体で点検してみます。

カチッという音はこのギアが飛び出た音です。

本来でしたらギアは飛び出たとたんに勢いよく回らなければなりませんがこのモーターは回りません。

スターター信号でプルインコイルに電気が流れ電磁石となりギアを飛び出させます。

飛び出したと同時に中にはメイン接点と呼ばれるスイッチが入りモーターに電気が流れて歯車は回りだす仕組みになっています。

しかし、このモーターはギアは飛び出るのに回らないという状態なのでメイン接点が壊れていると判断します。

かつ、何回か繰り返していくうちにギアも飛び出なくなるのでプルインコイルも壊れ始めているともいえます。

 

走行距離10万kmを超えたこちらの車両

スターター動作を繰り返した結果ともいえます。

 

モーターは症状が出始めるとあっという間に作動しなくなります、アレっと思った場合はすぐに点検を受けるようにしてください。

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