VW ニュービートルのご入庫

ご用命は、”エアコンの効きが甘い” ”暑い日はほとんど効いていない”との事

先日、車検の際エアコンの効きが甘いのを感じてガス量の調整を行っていました。

その際は、外気温もさほど高くなかったためやや効きが弱い程度かなと思う程度でしたが外気温が30度を超えるようになると苦痛になるほどの効きの甘さになってしまいました。

 

先日、ガス量は調整済でしたので他に原因があるのは間違いありません。

エアコンガスの圧力を測定するとエンジン回転数を上げても高圧側の圧力がさほど上がってきません(多少上がってくる程度)。

これはコンプレッサーの圧縮力が落ちていることが原因です。

エアコンコンプレッサーを新品に交換して、同時にレシーバ・ドライヤーも交換しました。 

交換後は、圧力も正常に上がりエアコンの効きもよくなりました。

 

エアコンの仕組みは、ガスをコンプレッサーで圧縮してその圧縮ガスの開放時の気化熱を利用するため、圧力を作り出すコンプレッサーはシステムのカナメになります。

コンプレッサーは摺動部品の集合体ですが、その摺動部の潤滑はエアコンガスと同時に封入されているコンプレッサーオイルに掛かっています。

エンジンオイルのように頻繁な交換はいりませんし、そもそも定期的な交換ができる構造ではありません、しかし長期にわたり使用すればオイルですので傷んできます。

傷んだオイルは、摺動部の潤滑性能低下により摩耗を引き起こし、ひいては焼き付きに至ります。焼き付き故障事例リンク

そこで定期的なオイル交換が出来ない構造ですので、WAKO’S パワーエアコンプラスやNUTECのコンプブーストなどエステル系の高性能潤滑剤を添加することで潤滑性能の回復や性能を高める目的でお勧めするのです。

この手のケミカルは、とかく燃費や加速性能・エアコンの効き具合の効果を売りにしますが、もとは潤滑性能を上げることで起こる効果です。

潤滑性能を上げることは、機械的な負担も減らしますので故障を防ぐ手立てになります。

機械なので防げない故障もありますが、ノーメンテナンスで壊れるのを待つよりメンテナンスで少しでも故障を防ぐ方向で付き合うと愛車も長持ちするかと思います。