栃木県宇都宮市の整備工場
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ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 トヨタ

トヨタ カルディナ(CT196) バッテリー上がり

トヨタ カルディナバン(CT196) のご入庫

バッテリーが上がってしまったので診てもらいたいとの事

レスキュー時バッテリーが確かに無くクランキングできずにエンジンは掛からない状態になっていました。

新しいバッテリーに交換してエンジンを掛けてみると何事もなく掛かりました。

バッテリーがダメになっていたためエンジンが掛からなくなっていたということです。

しかし、エンジンが掛からなかった理由がバッテリーというだけで,バッテリーがダメになった原因を見定めなければいけません。

そこで、充電系統をチェックしてみると・・・

出力電圧が低く 充電が上手くいっていないという診断結果が出ました。

 

そこで、サーキットテスターを使用してバッテリ電圧を調べてみるとアイドリングで12.42Vと低めです。

回転を上げると13.08Vに上がるので完全に充電していない状態ではありませんが低めです。

そこで、ライトを点灯させて電気負荷を与えるてみると・・・

バッテリーチェッカーの通り11v台まで下がってしまいました、これでは、エアコンを掛けたりライトを使うなど電気負荷が大きくなればバッテリーに充電することはできなくなりますのでいずれはバッテリー上がりを起こすのは間違いありません。

オルタネーター(発電機)の故障と判断して交換することになりました。

交換後の電圧はこの通りです。

 

14.0V以上ありますし、電気負荷を与えた状態でも負けずに発電をしていることが確認できます。

確かにバッテリーは3年を過ぎると著しく性能が落ちてバッテリー上がり(寿命による)を起こす可能性は高まります、しかし本当にバッテリーが寿命なのか充電系統にほかの故障が潜んでいないかしっかり見極めなければ故障は再発してしまいます。

 

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