FIAT500(チンクエチェント)ツインエアのご入庫

ご用命は、”オイルプレッシャーランプが一瞬点灯した、その時エンジンがブルブルしていた”との事

オイルプレッシャーランプの点灯は、エンジンオイルの循環を見ているため非常に重要なものですのでお客さまから症状の起きた時の状況を問診しました。

・オイルプレッシャランプの点灯は一瞬でそのあとは点いていない
・その時はエンジンがブルブル振動がすごかった
上記の内容でした。

まず、診断機で故障コードの検出が無いか点検しましたが何も検出していませんでした。エンジンオイルレベルも正常範囲でオイルの吸い上げ不良の可能性はなさそうです。

しかし、エンジンを掛けているとくしゃみをするようにエンジン回転が乱れています。

2気筒エンジンですので乱れたときのエンジン回転の落ち込みはかなり大きいです。

失火を起こしているようなので、イグニッションアナライザーでコイルの2次コイルの電圧を点検してみると1番シリンダーの電圧が異常に跳ね上がっていました。
 

 

そこでコイルを別のものに入れ替えてみると電圧が安定することからイグニッションコイルの不良と判断しました。

スパークプラグも点検するとかなり摩耗が進んでいます。

コイルとスパークプラグを2気筒分交換することになりました。

交換後の電圧は、2気筒で安定してエンジン振動もなくなりました。

 

今回のように、訴えてきている症状(オイルプレッシャーランプ点灯)が故障原因に直結していないことは多々あります。

お客様は自動車の機械に対して詳しくはありませんので、不具合が起きたときの状態などをよく問診して故障探求材料にします。

ですので、お客様でもなるべくその時の状態を事細かに覚えておいていただくことで早く正確な修理につながる足がかりになります。
※決して正しい判断が欲しいのではありませんので気が付いたことを率直におっしゃっていただいて結構なのです。