車検でご入庫のニッサン ティアナ(J31)普段からメンテナンスよくされているお車で特に不具合はありません。

このような場合、予防整備を積極的に行いこれから起こるであろう不具合を未然に防ぐ整備を行います。

今回はスロットルバルブの清掃をご紹介します。

近の車はスロットルバルブをモーターでコントロールする電子制御式スロットルバルブが主流で、このスロットルバルブはアイドリングの回転数のコントロールをスロットルバルブの開度で調整する点が特徴です。(以前のタイプはアイドリングをコントロールする為に別のコントロールバルブが付いていました。)

こちらのティアナ走行距離は40000kmほどでおそらく一度も清掃は行われていません。走行距離はそんなに伸びていませんがそれでもスロットルバルブの汚れはこれくらい溜まります。

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清掃することでここまできれいになります。

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電子制御タイプではアイドリングの回転数はバルブの隙間を通り抜ける空気の量で制御します。

写真の光が漏れているところがその隙間です。

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隙間に汚れが溜まると通過する空気の量が減りアイドリング回転数が低くなります。

そこでコンピュータは目標アイドリング回転数にするため隙間を広げるようにスロットルバルブを少し開けます。そうすることで目標回転数を維持するのです。

しかし、その制御にも限度がありあまりにも汚れが多すぎてしまうと制御の範囲を超えて最終的にはエンストやアイドリングの不安定などとして症状が現れてしまうのです。

そこで、定期的に清掃して制御をリセットしてあげる必要があるんです。

 

清掃後のアイドリング回転数です。1000回転を超えています。

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これは汚れが取去られて空気の流れがよくなったことにコンピューターがまだ気がついてなく制御が汚れた状態のモードのままだからです。

そこで、診断機を使い初期の設定に戻してあげます。(ニッサンではTAS学習と呼んでいます。)

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すると回転数が、ここまで落ちました。これがこの車のアイドリング目標回転数です。

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1100回転-680回転=420回転

汚れていた為、コンピューター約420回転分アイドリングを制御していたということになります。

このように、症状として現れていなくても車はエンストなど起さないように影で制御を行っています。

走行状態や使用方法で汚れ具合は大きく変化します。

”いつ清掃したらよいのかわからない””どれぐらいのサイクルでやればいいの?”など疑問があると思います、お気軽にご相談下さい。