スズキ エスクード(TD54W)”早朝、フロントガラスの曇りを取ろうとしてもガラス側に風が切り替わらない”とのご依頼でご入庫しました。

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不具合発生時は、エアコン内気スイッチのランプが点滅します。

エアコンコントロールには、コンピューターが搭載されており不具合が発生すると自己診断機能でランプの点滅で異常を知らせます。

また診断機を繋ぐことでどの部分の不具合を検出したのか知ることが出来ます。

(診断モードを使うことで診断機を繋がなくてもランプの点滅回数で不具合コードを読み取ることも出来ます。)

今回は、故障コードB1514を読み出しました。

このコードは、風向きを切り替えるモード切替に不具合が出ていることを表示しています。

エアコンシステムでは、内気・外気の切替/冷風・温風の切替/風の向きの切り替え などをユニットのなかにあるフラップを動かすことで切替制御しています。

モード切替に異常が発生しているようなので、点検を進めます。

真ん中の黒い部品(モード切替アクチュエータ)が回ることでフラップを動かします。

動画では正常に作動していますが、動かないときがありそのときにエラーを拾っています。

動かしているアクチュエーターは点検しましたが正常です。

そこでアクチュエーターを外しフラップを手で動かすと大変重くなるところがあります。

どうやらアクチュエーターがフラップの重さに負けて動かせなくなりエラーを拾っているようです。

しかしフラップを点検するにはダッシュボードを取り外さなければなりません。

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中心の白い固まりがエアコンユニットです。

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このようにフラップがあり左部分で動かされます。

全ての部品がプラスチックで出来ている為 シャフトが折れてしまって動かなくなってしまうこともあるのですが今回は特に破損は見られません。(そのような場合ユニット自体を交換することになってしまいます。)

シャフトの軸受け部分の動きが渋くなった為回りづらい状態になっていた模様です。

数ある軸受け部分に給油してスムーズに動くようになりました。

フラップが軽くなったことで不具合は解消しました。

このようにエアコンユニットは奥まったところに付いていることが多い為思いのほか大変な作業になることが多いです。

少しでもエアコンユニットにホコリなどを送り込ませないようにエアコンフィルターの定期的な交換なども予防策のひとつです。