”エンジンから何か音がする”とのことでご入庫。
こちらのサニー(FB15) お仕事で使われており走行距離は20万キロを越えています!
点検をするとオルタネータから”ウィーン ウィーン”と異音が発生していました。
どうやらオルタネータの内部のベアリングがだめになったようです。
こちらがオルタネータと呼ばれる部品です。発電機の役目をしています。
内部を分解してみます。
中心の丸い部品がベアリング(軸受)で回転の中心を前後で支えています。
ベアリングを手で回してみるとごろごろしています。本来なら大変滑らかに回るのが正常な状態です。
このベアリングだけを交換することは出来るのですが、ベアリング以外にも磨耗している部品が多いため リビルト品(新品同様再生品)のアッセンブリー交換となりました。
この様に異音の発生に気がついたときは早急に点検を受けて下さい。
今回もこの不具合を放置していればいずれベアリングは焼き付きロックします。
そうなると走行不能になることはもとより、他の部品まで破損させ修理代も何倍にも膨れ上がってしまいます。
何事も早期対処が大切です。