栃木県宇都宮市の整備工場
TEL 028-656-2588
月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 スズキ

スズキ ハスラー(MR41S) CVTフルード交換

スズキ ハスラー(MR41S)

CVTフルード交換のご依頼です。

CVTオイルパンを取り外して内部のストレーナも含めての交換がご希望です。

走行距離8万㎞台でかなり鉄粉が磁石に吸着しています、オイルパンを外して交換して正解です。

このトランスミッションには、これ以外にオイルフィルターも装着されているので忘れないようにしなければなりません。

真っ黒になったフィルターとフルードを見るとやはり交換の必要性を感じます。

しかしこの自動車メーカーではCVTフルードは無交換という案内をしているからなのでしょうか?フィルターの部品供給はされていませんのでこの自動車メーカー経由ではフィルターを入手することが出来ません。

当然ディーラーで同様の作業を依頼してもこのフィルターの入手はできないと思われますので作業自体を断られるか、このフィルターはそのままで作業が終わる形になると思われます。

当店では他の自動車メーカーで同型のトランスミッションを搭載しているモデルからフィルターを入手して作業を行いました。

 

トランスミッション製造メーカーではフィルターを設定して設計している以上交換を前提としていると思われるのですが、なぜか自動車メーカーでは否定しているようで不思議です。

そもそも無交換という定義はいつまでのことを言っているのでしょうか?また無交換と言われているフルードを交換すると壊れるなど様々な情報が飛び交っているのですが、永久に使えるオイル(フルード)自体存在するわけありませんし、ご覧のように鉄粉など不純物はどんどん出てくるのをキャッチするためにフィルターを設定しているはずなのに供給しないというのはなぜなのでしょう?
現に同じ系列のトランスミッションを搭載した他の自動車メーカーでは部品供給しているので自動車メーカー間での交換に関する認識の違いがあるのではないでしょうか?

自動車メーカーが正しい(ユーザーにとって有益なこと)ことだけを言っているわけではないことは数々の不祥事でわかると思いますし、このように矛盾していることも実は多々あるのですが、あまりにも様々な情報が飛び交うことで混乱を招いているようです。

機械としてシンプルに考えるとオイルの役割や交換の必要性などは特段難しい話ではないのですが、自動車製造元のメンテナンスの案内が引き金となり21世紀にもなるのにいまだに都市伝説的な不確かな情報が飛び交うことに問題を感じます。

当店ではユーザーの参考の為、情報の一環として作業内容を上げさせていただきました。

 

栃木県宇都宮市の整備工場月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

MASUTAKAブログ最新情報

ニッサン NV350ディーゼル EGRクーラーバイパスバルブ故障

ニッサン NV350ディーゼルのご入庫 車検でお預かりしましたがエンジンルームを点検すると部品の破損を発見しました。 アクチュエータのロッドがポッキリ折れてしまっています。 これはEGRクーラーに付く部品なのですがバイパスバルブをコントロールするアクチュエーターになります。 樹脂製のロッドなので折れてしまっていますが問題はこの先にあるバイパスバルブです。 完全に固着してしまい動かすことが出来ず、この固着によりロッドが折れてしまっているという不具合です。 当然バルブは作動していませんのでEGRクーラーをコン ...

続きを見る

ルノー トゥインゴⅢ 燃料漏れ

ルノー トゥインゴⅢのご入庫 エンジンオイルのご依頼で作業を進めていましたが何かガソリン臭がするため注意深く観察すると燃料タンク付近にガソリンが漏れた形跡があることを発見しました。 しかしこの車両はサービスホールがフロアに開いていませんのでタンクとフロアの隙間からのぞきますがよく見えません。 この部分にあるのは燃料ポンプですので燃料ポンプ自体に何かが起きて漏れているのは間違いありませんので燃料タンクを降ろします。 やはり燃料ポンプ上面にはガソリンが漏れて乾いた茶色い跡があります。 ポンプを取り外すと吐出口 ...

続きを見る

メルセデスベンツ S300h(W222)         アドブルーシステムエラー

メルセデスベンツS300h(W222) アドブルーの警告灯が出たので、アドブルーを給油したが警告が消えず”エンジン始動不可”の走行距離カウントダウンが進んでくるとの事。 AdBlueとは排気ガス中の窒素酸化物(Nox)低減させる尿素SCRシステムに使用する高品位尿素水のことでAdBlue(アドブルー)の商標名で一般的に知られています。 ディーゼルエンジンは窒素酸化物の排出が多いため排気ガスにアドブルーを噴霧することで排気ガス中の有害物質(Nox)の低減をさせるシステムになります。 仮にアドブルーが無くなっ ...

続きを見る

ルノー ルーテシアⅣ ブレーキからゴーゴーする時がある

ルノー ルーテシア(クリオ)Ⅳ 時々、ブレーキを踏んだ時にゴーとすごい音がする時があるがいつも起きるわけではないとの事でご入庫   走行テストを行うと特に異音は感じられません、そこで強くブレーキを踏み込むと突然大きなゴー音とともにざらざらした感じがブレーキペダルに伝わりました。 明らかにブレーキに異常がありますので点検したところブレーキディスクに擦れた跡があるのを確認できました。 ブレーキパッドの残量が無くなりパッドの裏金(鉄製)がディスクローター(鉄製)と接触したため鉄同士の激しい音が出ました ...

続きを見る

ニッサン NV350 エアコン操作不安定

ニッサン NV350 エアコンの風自体が出たり出なかったりする エアコン操作パネルの風量ダイヤルを回すとエアコンの風が出ないところがあり特に2速あたりが酷く、その時にA/Cスイッチのランプも点いたり消えたりします。 A/Cスイッチも切れるのでコンプレッサーも連動して止まってしまうため冷房が効かなくなってしまいます。 https://masutaka.co.jp/images/VID_20250908_132043.mp4 ブロアスイッチの接触が悪く風が出るときと出ない時があり、その不具合に引っ張られてA/ ...

続きを見る

アルファロメオ155 ディマースイッチ グラグラ

アルファロメオ155 ウインカースイッチがグラグラしてステアリングを切るとカチャカチャ何か引っかかった感じがするとのこと。 コラムカバーを外してみるとディマースイッチ自体が壊れているのではなくスイッチが嵌る部分が割れてしまっています。 この部分はワイパースイッチ・ウインカースイッチ・イグニッションスイッチ・ハンドルロックを一体にする部品なのですが樹脂で出来ているため劣化で割れてしまったようです。 取り外すと粉々に割れてしまっていました。 新品は製造廃止ですので入手は難しいのですが何とか手に入れることで直す ...

続きを見る

FIAT500 ツインエア エンストの意外な原因

FIAT500のご入庫 エンストしたとの事 状況を詳しく聞き出すと信号などで停車しようとしたところ、停車と同時にエンジンも止まってしまったとの事。 入庫時はエンストもなくテスト走行しても特に問題なさそうです。エンジンの自己診断でも特に故障コードの検出もありません。 症状が再現できなかったのですがデュアロジックシステムにエラーが出ていたのでデュアロジックのメンテナンスを行いお返ししました。 しかしその後やはりエンストしたとの事でご連絡が入りましたので再度診させていただくことになりました。 再度よく問診させて ...

続きを見る

Jeep ラングラー(JL)フロントドライブシャフトブーツ破れ

Jeep ラングラー(JL) 他店で車検を受けたがドライブシャフトのブーツが破けていて車検に合格できないのでどこかで直してきてほしいと言われたそうです。 下回りを除くとフロントドライブシャフトブーツが破けてグリスが飛び散っています。 しかし問題はもう片方のドライブシャフトでした。 完全にブーツが無くなっています! いくら破けたといっても飛んで無くなってしまうということはありませんので故意に外されたのか何か応急で対策したのが取れてしまったものと思われます。 ドライブシャフトブーツは破けただけでも中のグリスが ...

続きを見る

アウディA6オールロード(C7) エアサスペンション連続故障

アウディA6 オールロード(C7) 長時間駐車後、後輪の車高が左右で違い車体が傾いているとの事。 エンジンを掛ければ車高はそれぞれ安定します。 この車両はエアサスペンションのため空気の圧力でベローズを膨らませてバネの代わりにしています。 後輪のベローズがスローパンクしているため空気バネが保持できず、少しづつ空気が抜けて車高が下がったことが原因です。 ベローズはこのような形をしていて簡単に言うと風船のようなものです。 いつものようにベローズを交換したのち姿勢変化が起きないことを確認して作業終了です。 同様の ...

続きを見る

マツダ ボンゴ バン(SLP2V)エアコン効かない

マツダ ボンゴ(SLP2V) エアコン(冷房)が効かず、エアコンスイッチを入れるとカチンカチンという音がするとの事。 まずは問診をします。 ・エアコンガスは他店で調整してもらったが症状は変わらず。 ・高速道路など一定速である程度速度が高いと冷たい風が出る。 上記の状態であるとのこと。 点検を始めます。 ガスは他店で調整しているとの事なのでひとまず信用してコンプレッサーの作動状態を確認します。 するとマグネットクラッチはオンして繋がりますがすぐに切れてしまいます。しばらくするとまた入りますが止まってしまいま ...

続きを見る

-故障修理・整備, スズキ

© 2025 増高自動車工業有限会社