MINI(F56)
ミッションオイルに関するインフォメーションが出てディーラーに相談したら"交換しないと壊れる"と言われ怖くなり連絡が来ました。
確かにこのインフォメーションでは怖くなります。
この車両はDCTタイプのトランスミッションを採用しており、自動車メーカーでは定期的な交換を推奨するようになったようです。
当社ではこのフルードに対しての適合するオイルの中で一番リーズナブルなタイプを使用する分フラッシングすることをお勧めしました。
フルード交換自体はシンプルな作業で規定温度でオーバーフローさせて完了です。
もちろん一度フラッシングを行いました。
交換後は診断機を使用してキャリブレーションを行ったうえでテスト走行して終了になります。
ディーラーでのお見積りをお聞きするとフラッシング無しで抜けた分のみの交換のようでしたので、当社では適合の取れた社外オイルを使用して単価が安い分フラッシングですすぎ工程を行うことでオイル交換の精度を高めるようにしました。
自動変速のトランスミッションは様々なタイプがありますがほとんどのタイプはドレンから全量抜けることがありませんので交換方法の確認が重要になります。
使用するフルードの銘柄の選択はもちろんのこと、フラッシングや圧送交換などの有無や、オイルパンがあるタイプですとオイルパンを外す外さないで交換方法・費用が全く変わってしまうからです。
単に交換費用を比較するだけではなく作業内容と費用との比較が大切になります。