FIATデュカト(250)車検整備でのご入庫
160マルチジェット ディーゼルエンジン搭載車両です。
冷却水量が減少していてエンジンルームの下を覗くと冷却水漏れが酷いです。
ラジエーターホースのつなぎ目からのようです。
ホースを交換します。
水回りの整備のついでにサーモスタットと水温センサーも交換
予防整備で冷却水リザーブタンクも交換
次にご用命のデュアロジックのアキュムレーターの交換
トランスミッションのギアオイルも交換しました、ドレンプラグの磁石は鉄粉だらけです。
その他にも油脂類の交換などを行いました。
ここまで交換した内容をご案内しましたが、こちらのお車は並行輸入車(国内未導入車)で日本国内に部品の流通はほとんどありません。
ユーザーは数か月前に当店にいらして車両チェックを行い、部品手配を依頼されました。
当店では車検の訪れるまでの間に海外から取り寄せておき、部品がそろった状態で車検整備に挑みました。
車両チェックの際には、水温センサーのエラーも検出していたのでこちらの故障修理も行うことが出来ました。
並行輸入車(国内未導入車)はディーラーでは診てもらえませんし、国内ですぐに部品調達が出来るわけではないので定期的な点検はもちろんのこと予防的な整備も視野に入れてスケジュールを組まなければなりません。
今回のような並行輸入車に限らず部品調達が困難な車両は、ユーザー自身も時間的な余裕をもって準備をしておかなければいけませんので今回のような例は非常に模範になると思います。
※現在、工場のスペースの都合上 新規でのキャンピングカーの受け入れは行っておりません。