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ニッサン サファリ(Y60) 冷間始動後エンスト

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

ニッサン サファリ(Y60)のご入庫

ご用命は、冷間始動後エンジン回転が不安定でエンストするとの事。

こちらのエンジンはTD42型6気筒ディーゼルエンジンです。

冷間始動直後エンジンの回転が不安定でエンストするとの事でしたのでお預かりして冷間で試ししてみるとクランキングが非常に長くエンジンの掛かりも悪いことが確認できました。

もちろん始動後もエンジン回転は不安定でした。

そこでクランキングが長く掛かり辛い時にインジェクターが噴射しているかノズル部分のナットを緩めると燃料が出てきません。

本来このパイプには高圧の燃料が送られていてその圧力でインジェクターのノズルを開けるので燃料が噴き出るのが正常です。

どうやらエアが噛みこんで燃圧が掛かっていないようです。

それ以外にもインジェクションポンプからの燃料漏れが酷くやけに軽油臭い状態でした。

 

お客様には燃料漏れがあるのでインジェクションポンプの修理が必要で正常な状態のポンプにしてから故障探求を進めたいということをお伝えしました。

燃料漏れがあるということは逆にエアが入りこむ可能性も在るため、もしかしたら漏れを治すことでエア噛みも治りエンジン不調も改善するかもしれません。

お客様の承諾を得てインジェクションポンプの漏れ修理を行うことになりました。

今回はリビルトのインジェクションポンプで交換することになりました。

リビルト品を使うことで安価で時間も短縮することが出来ます。

交換後は始動もスムーズですしエンジン回転も非常に安定したものになりました。

やはり漏れ箇所からエアを吸い込んだことが原因だったようです。

 

インジェクションポンプにはシールが使用されているのですが劣化により固くなったシールは隙間が出来て漏れやエアの吸い込みを起こします。

なんとか始動してエンジンの熱で暖まってくるとシールも柔らかくなりエアの吸い込みも解消しエンジン回転も安定します。

ですので冷間時だけ調子が悪いということが起きます。

 

こちらのお車も車齢20年経ちますのでこのような部分の劣化は否めません。

似たような年式の車両でも同じような故障事例が見受けられます。故障事例リンク

漏れなどが発生した場合は今回のような修理が必要になる年式だと思います。

 

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