VW トゥアレグ のご入庫
”右のキセノンバルブが暗くなったので替えてもらいたい”
”以前、お勧めされたヘッドライト磨きとコーティングをしてもらいたい”
とのご用命を受けました。
キセノンバルブの右側が赤っぽくなり薄暗くなっています。今までのハロゲン球に比べ寿命が延びたとはいえキセノンバルブにも寿命があります。
「点いたり消えたりする」「光が赤っぽくなった」などが寿命のサインです。
こちらのお車は、D1Sという規格のバルブで部品代もかなり高額です。
しかし、交換して今までよりは明るくなりましたが、ヘッドライトレンズが曇っていてその明るさが発揮していません。
光度を測ると新しい電球に替えたにもかかわらずこれしか出ていません。
保安基準を大きく下回っています!
レンズの曇りによって光が散ってしまっているのが原因です。
レンズ表面の劣化した膜を削りきれいに磨いた後、コーティングを実施します。
再度、光度を測ってみます。
倍以上光度が回復しました!
ヘッドライトは、単に光っていればよいのではなく前方を照射しなければいけませんし、周囲の人にも自分の存在をアピールする大切な機能です。
”見栄えが悪い” ”車検に通るか否か”という問題だけでなく、安全のためにメンテナンスを行ってください。