ランチア Y(イプシロン)納車整備のご案内です。(納車は昨年12月でしたがアップが遅くなりました。)
最近ではなかなかお目にかからなくなったランチア Y(イプシロン)
FIAT プントをベースに造られたこのお車、ランチアが手掛けるとこんなにも個性的な車に仕上がりました。
エンジンは1.2Lと1.4Lがラインナップされていましたがこのお車は1.2L搭載車です。
しかし、1.2Lだと侮ることなかれツインカムエンジンでとてもきびきび走ることが出来るこのエンジンこの後も脈々と改良を加えられ作られ続けました。
その大変個性的なお車も個性的なお客様のもとに嫁ぐことが決まりました。(笑)
しっかりと納車整備を行い安心して乗っていただけるようにします。
まずは、重くなったクラッチペダルの様子からクラッチ板がすり減ってしまっていると思われますのでオーバーホールを行います。
やはり、かなり摩耗が進んでいました。
新しいオーナー様には初期のフィーリングを知っていていただきたいので当社ではほとんどの車はクラッチのオーバーホールをしてお引渡しすることが多いんです。
お次は、フロントのブレーキパッドとブレーキディスクの交換
どちらも摩耗が進んでしまっているので交換してリフレッシュします。
それと後ろのブレーキはホイールシリンダーをアッセンブリーで交換いたしました。
その他にもバッテリー・エアエレメント・スパークプラグ・油脂類等交換いたしました。
それから、オーナー様 サイクリストで自転車をイプシロンに積みたいとのご要望からサイクルキャリアを搭載いたしました。
キャリアベースはすでに廃盤(T T)現行のものを加工して取り付けました。
自転車もイタリア ビアンキ製自転車を乗っていらっしゃり 同系統のグリーンで決まっています。(⌒∇⌒)
お年を召した車両とはいえリフレッシュしたのでまだまだ行けます。かわいがってあげてくださいね。