アルファロメオ ジュリエッタ1.4のご入庫
ご用命は、”車体が振動する” ”ドアミラーが震えてる”などあるのですが、原因としてエンジンマウントの劣化であることが多いです。
ジュリエッタも登場からだいぶ年月が経ちマウントのへたりからこのような訴えを聞くようになりました。
実は、当初ジュリエッタ1.4のエンジンマウントはゴムだけのマウントを採用していましたが、初めのうちはよくてもヘタリが早くヘたってくるとエンジンの振動を車体に伝えてしまう症状が出ていました。
メーカーでは、マウントを液封入式に対策変更を行いました。
※1750ccのクワドリフォリオヴェルデでは初めから液封入式でした。
この丸い形のマウントはゴムだけの対策前のものです。
四角い形のものは液封入式の対策品で全く形状が変更されています。
取り付け部分の形状も変更したためボルトも長いものに変更したので同時に交換が必要です。
変更前は微振動が常に車体に伝わり大変質感の低い車両の感じがしましたが、交換後は嘘のように振動が伝わらなくなり高級車に戻りました。(笑)
年数が経ちこのように振動が出ている車両も増えてきましたので対策マウントに交換すると初期の良い状態に戻ります。