アルファロメオ147TS
納車整備内容①の続きです。
タイミングベルト・クラッチの交換で大きな部分での交換は終了、続いてお客様からご依頼いただいた足回りのリフレッシュです。
初めてアルファロメオに乗られるお客様、当社で試乗してその足回りのすばらしさに惚れ込んでのご購入でした。
そこで、さらに新車時の状態を味わいたいとのことで足回りのリフレッシュに踏み切りました。
純正の乗り味を損ないので、純正同等品のビルシュタインB4とASSOダウンサススプリングをチョイス。
2.5㎝から3.0㎝のダウン量ですので純正の乗り味を損なわないダウン量です。バネレートも同等品です。
もちろんアッパアーム・ロアアームもアッセンブリーで交換いたしました。
アルファロメオのアッパーマウントはテーパー状のゴムが穴に収まる取付ですのでゴムのスレでガタが発生したり音が出たりします。経年劣化・走行過多では交換は必須です。
アーム類も支点のブッシュだけを交換することも可能なのですが、先端のボールジョイントにガタが出たり異音が発生することも多いので予防措置でアッセンブリーで交換してしまったほうが無難です。
足回りの交換にプラスして タイヤも新調していただきました。
この他にも細かな部分も整備を行い、10年経った車も限りなく初期の状態によみがえりました。
お客様にも大変満足していただきました。
中々、中古のお車の購入の際にここまでリフレッシュしていただけることは少ないのですが、このお車に惚れ込み長く乗りたいとの事でしたので、十分満足していただける内容だと思います。