ニッサン ノート(E12)

メーター内に車がぶつかったような形の警告灯が点いたとのこと。
この警告灯は最近の車両に搭載されている安全システムのエラーです。

診断機にてどの故障コードを検出しているか読み出します。
センシングカメラの故障コードを検出しています。

最近よく起きる故障の一つです。
カメラを交換します。


新品に交換しただけでは車両システムとのアンマッチのエラーが出てしまいますので診断機でコーディングを行います。

コーディングとは新品のカメラに今まで使用していたカメラのソフトを書きこむような工程でこれを行うことで車両システムにマッチしたことになります。
ですがこの作業を行っても、それだけでは終わりません。
次にエーミングと呼ばれる校正作業を行う必要があります。

新しいカメラが車両に対してしっかり決まった位置に向ているかを校正する必要があるのです。
ここまでの作業を行いようやく作業終了となります。
現代車の不具合は、部品自体を物理的に付け替える交換作業よりも診断機などを使いコーディングやエーミング作業のほうが手間がかかるのが特徴です。
最近の車両には搭載が義務化されているセンシングカメラですが熱による基盤が壊れてしまう事象が頻発しています。
カメラを分解してみるとこのように基盤がぎっしりしています。

ケースは金属製でヒートシンクを兼ねているようで発熱部分はケースに熱伝導出来るように接着剤のようなもので密着されています。

しかしフロントガラス上面の夏場の太陽熱を多く受けるような位置にカメラは装着されていますので放熱しきれないことで基盤故障を起こすようです。
この車両も熱に対するエラーコードを検出していましたので熱が故障の引き金になっているのは間違いなさそうです。
カメラも世代が進んで改善されていくと思われますが現状よく壊れる部品の一つですが、部品代・調整作業の高額なことが問題と言えます。