ボルボV70(875)のご入庫

エンジン不調でエンストしてしまうとのこと。
入庫時はアイドリングがほとんど出来ずエンジンがかかってもすぐにエンストするような状態でエンジンチェックランプも点灯しています。
診断機にて故障コードを読み出すとエアマスセンサーのエラーを検出していました。
エアマスセンサーのコネクターを外すと完調まではいきませんがエンストもせずアイドリングも保持していますのでエアマスセンサーの信号が悪影響を与えていたのは間違いなさそうです。

エアマスセンサーとはエンジンに取り込む空気の量を測るセンサーですので電子制御エンジンのカナメになるセンサーです。
エアマスセンサーを新品に交換してエンジンの不調自体は解消いたしました。


しかし走行テストを行いエンジンルーム内を点検しているとなにやら吸気音が聞こえてきます。
聞こえる先を追っていくとそこはチャコールキャニスターでした。
これは燃料タンクで蒸発したガス状のガソリンを吸着させる活性炭が入っているタンクになります。

しばらくすると空燃比に関するエラーを拾いました。
どうもアイドリング中でもパージコントロールバルブが開いてしまっているようで吸気側に蒸発ガスを吸い込んでいるようです。



実際パージコントロールバルブを小突くと吸気音は収まりました。
単体点検してもしっかり閉まっていないことがわかりました。

パージコントロールバルブを交換してアイドリング時に吸気音がしなくなったことと走行テストを繰り返して空燃比エラーを拾わないことを確認して修理完了です。


不具合の原因はそれぞれ違いますのでおそらく前々から壊れていたものにさらに別の部品が壊れたことで起きた模様です。