栃木県宇都宮市の整備工場
TEL 028-656-2588
月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 ニッサン

ニッサン スカイライン(GC10)車検整備

ニッサン スカイライン2000GT(GC10)のご入庫

ハコスカの愛称でなじみのこちらのお車、車検整備のご依頼です。

下回りでは後輪ドライブシャフトのブーツが破けていますので交換します。

このドライブシャフトは現代のCVジョイントとは違いユニバーサルジョイント(スパイダーユニット)を使用してるため、シャフトの伸縮がジョイントで出来ないため中心部をスライドして伸縮できるような仕組みになってます。

その伸縮部の保護のためのブーツが破けました。

 

ブーツを外すと内部のグリスが劣化により固形化してしまってます。

もしかしたら新車時から半世紀分解されていないかもしれません。

スライド部をきれいに洗浄して新しいグリスを充填して組みなおします。

ユニバーサルジョイントはニップルがありますので新しいグリスに打ち直してガタや渋りがないことを確認します。

 

前輪はスタビラザーリンクのブッシュが劣化して崩れていますので交換します。

まだ部品供給がされてるので少しずつですがリフレッシュをしていきます。

 

次にバッテリーが上がるとのことでバッテリー交換を承りました。

新しいバッテリーに交換しましたがメーター内のチャージランプがうっすらと点灯しています。

うまく充電出来ていない可能性があるためバッテリー端子で電圧測定すると、ほぼバッテリー単体電圧しかありませんので充電電圧は掛かっていませんでした。

発電機であるオルタネーターがうまく発電で来ていない可能性がありますのでオルタネーターのバッテリー端子で電圧測定をすると13~14ボルト台でしたのでオルタネーター自体は発電出来ているようです。

どうもオルタネーターからバッテリーの間で何かが起きているようです。

原因を探ります。

オルタネーターのB端子とバッテリーの+端子間の電圧を測定すると1ボルト以上の電圧降下が有るのがわかりました。

 

配線をたどるとヒュージブルリンクの集中ケースがありました。

ヒュージブルリンクとは大容量のヒューズでこの車両ではバッテリー端子から4系統に分けて電気を分配しています。

その中の一つはオルタネーターにつながっています。

端子はかなりサビが発生しているので抵抗になって電気は流れなくなる可能性があります。

また、端の端子は熱で溶けてしまっています。

 

接触不良が起きるとそこの抵抗は電気の流れを悪くするため発熱します、発熱して酸化するとさらに抵抗が高まり最終的には電気が流れなくなってしまいます。

この溶けてしまった端子は使用できませんのでバイパスします。残りの端子もきれいに洗浄して新しいヒュージブルリンクに交換しました。

交換後はチャージランプも消灯しましたしバッテリー端子にオルタネーターからの充電電圧がしっかりかかることを確認できました。

ほかの端子もしっかり電気が流れることで車体全体の電装品が正常な動作ができるようになったと思います。

この時代の車両は端子が防水になっていないため外気に触れこのようなトラブルが起きることが多いです。

現代車に比べ電気配線は非常に少ないので、出来る限りの範囲で良いので端子を清掃したり外気と接触を避けるための給油をDIYで行うことをお勧めします。

昭和47年式で半世紀前のお車ですが手入れ次第でまだまだ乗ることができます。

 

栃木県宇都宮市の整備工場月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

MASUTAKAブログ最新情報

営業時間、営業日のお知らせ

2025年4月より第2土曜日を休業日とさせていただきます。 4月以降の休業日は、日曜、祝日及び第2土曜日となります。 ご不便をお掛け致しますがよろしくお願いいたします。 なお営業時間は、平日は9時から18時 土曜日は10時から18時となります。 お預かりおよびご返却に関しては上記以外のタイミングも可能ですので要ご相談とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。

続きを見る

BMW X5(F15)エアサスペンション パンク

BMW X5(F15)のご入庫 走行中、何か後輪がゴツゴツする感じがするとのこと。 原因は一目瞭然このような姿勢になっていればゴツゴツするのも当然です。 車体後部が大きく下がってしまっています。 これはエアサスペンションがパンクしてしまっているため空気バネであるベローズ(エアスプリング)がつぶれてこのような姿勢になっているのです。 ベローズはこのような形をしていて一見するとなにもおかしな感じはしません。 これは一番縮んだ状態ですので圧搾空気を送り込むとこれだけの長さになります。 折れ曲がっていたところに細 ...

続きを見る

BMW750(E65) パーキングブレーキユニット破損

BMW750(E65) 電動パーキングの警告灯が点灯してパーキングブレーキが掛からないとのこと。 現在、電動パーキングブレーキは軽自動車なども含めて多くのモデルで採用されていますが、この車種の時代では一部の上位モデルで採用され始めた時代のものになります。 電動モーターユニットがトランク内にありモーターが回りギアを回してワイヤーを引いて後輪のキャリパーを聞かせてブレーキするシステムになっています。 しかしユニット内部の歯車が破損してしまうことで作動できなくなるというトラブルが起きます。 実際ユニットを外して ...

続きを見る

VW アルテオン フューエルフィラーリッド開かない

VW  アルテオン 給油口が開かないとのことで入庫しました。 この車両はフューエルリッドに電磁ロックがかかるようになっているのですが解除できません。 正常な状態はリッドを軽く押すとこのように開くようになっています。 https://masutaka.co.jp/images/VID_20250125_103118.mp4   電磁ロックはアクチュエーターで作動させますが、アクチュエーターが悪くうまく作動しないというトラブルは比較的多く、アクチュエーター付近を叩いたりすることで動いてくれることが多いのですか ...

続きを見る

”直前直左視界確認”ご存知ですか?

自動車の法律保安基準の中に”直前直左視界確認”の項目があることをご存知でしょうか? あまり聞きなれない言葉かもしれませんがSUVなど車高の高い車両で、背の低い子供が車両の直前や直左(助手席下部)の死角に入ると見えず危険な事故につながります。 そこで車両直前や運転席反対側死角になる部分を運転手が確認することが出来るようにしなさいという法律になります。 法律的に平成19年1月以降の製作車両に取り付け義務が施行されています。 一般的にこのようなミラーが多くデザインがイマイチでかっこ悪いと思われて取り外す方もいら ...

続きを見る

BMW 420グランクーペ(F36)ヘッドライト内LEDスモール不具合

BMW 420グランクーペ(F36) ヘッドライト内部のスモールリングが黄色く薄暗いとの事。 点灯していないわけではありませんが黄色く暗いです。 この車両はLEDで点灯させているのですがヘッドライトユニットの上部にLEDのスモールランプユニットがあるため外すとそこに原因がありました。 LEDチップ周辺が焦げた感じになっています。 LEDの相手になるスモールランプのリングはこのように焦げて溶けてしまっています。 スモールランプはリング状に光るのですがその末端にLEDの光を入力することでリング全体が光ファイバ ...

続きを見る

マツダ RX‐8 クラッチが切れない意外な原因

マツダ RX‐8 バキンという音とともにクラッチがうまく切れなくなったとのことで搬送されました。 この車両は以前クラッチオーバーホールをしているためクラッチ本体に関するトラブルは考え辛いです。作業内容リンク クラッチペダルを踏むと完全に節度がなくなっている感じではないので、油圧の抜けは考えづらいですし実際にどこからも漏れていませんでした。 ペダルを踏み込むと何かフアフアした感じがしますのでペダルをのぞき込むとそこに答えはありました。 クラッチペダルの金属製ブラケットが破断してしまっています。 ペダルを支え ...

続きを見る

アルファロメオ ジュリエッタ 走行不能

アルファロメオ ジュリエッタ1.4 TCTの警告灯が点灯して走行できなくなったので診て欲しいとのご依頼、しかし動かない状態でしばらく放置してしまい今はエンジンも掛からないとの事。 ※TCT:アルファロメオのトランスミッションシステムの名称で、乾式DCTタイプのデュアルクラッチ自動変速システム 自動車保険のロードサービスを使用して搬送するように依頼いたしました。   入庫時はバッテリーが上がってしまいエンジンもかからない完全不動状態で搬送されてきました。 エンジンが掛かっていた時にTCT警告灯が付 ...

続きを見る

スズキ ハスラー(MR41S) CVTフルード交換

スズキ ハスラー(MR41S) CVTフルード交換のご依頼です。 CVTオイルパンを取り外して内部のストレーナも含めての交換がご希望です。 走行距離8万㎞台でかなり鉄粉が磁石に吸着しています、オイルパンを外して交換して正解です。 このトランスミッションには、これ以外にオイルフィルターも装着されているので忘れないようにしなければなりません。 真っ黒になったフィルターとフルードを見るとやはり交換の必要性を感じます。 しかしこの自動車メーカーではCVTフルードは無交換という案内をしているからなのでしょうか?フィ ...

続きを見る

灯火類の進化と憂鬱

自動車に使用される灯火類は周りに自車の存在を知らせたり、これからどのようなアクションをするかを知らせる非常に重要な役割をします。 昔から役割自体に大きな違いはありませんが発光体の種類が最近では大きく変化してきました。 従来はこのようなフィラメントを使用した電球を使用していました。 少し進化したものでフィラメントを使用しているもののハロゲンガスで光が強くなったものもあります。 どちらもフィラメントを使用しているという意味で熱エネルギーを光源とする種類になります。   しかし最近は熱エネルギーを光源 ...

続きを見る

-故障修理・整備, ニッサン

© 2025 増高自動車工業有限会社