BMW135のご入庫
冷却水が漏れているとの事でご入庫
点検すると冷却水タンクから冷却水が噴き出しています。
取り外してみてみるとタンクの継ぎ目が反り返って開いてしまっています。
樹脂製のタンクで上下接着しているのですが剥がれて浮いてしまっています。
今回はつなぎ目がこのような不調を起こしましたが樹脂自体が割れて漏れ出すことも多いです。
どちらにしても原因は劣化ですので、ある程度の年数が経った場合は注意が必要になります。
樹脂は劣化すると白化してきますので、色が抜けている場合などはある程度交換の目安になります。
次に不調の件とは別件でそろそろ交換を考えていた点火系部品の交換も承りましたのでご紹介いたします。
直列6気筒ターボガソリンエンジン カウルトップを外すとエンジンの全容が見えてきます。
しばらく交換していなかったスパークプラグとイグニッションコイルを交換します。
現状不具合は発生しておらず予防的な交換でしたが、外してみて汚れ・摩耗具合からして交換して正解でした。
スパークプラグは走行距離で交換サイクルの判断はしやすいのですが、イグニッションコイルはトラブルが起きるまでなかなか交換をすることはないのですが、やはり少しずつ性能は低下してきますのであまり距離が伸びた場合には交換を行っておいた方が良い部品と言えます。