ニッサン アトラス(AKR71)デフオイル漏れです。
車検の際デフ周りからオイルのにじみ程度のものがあり”少し漏れはじめたのかな?”と油量を確認してみると・・・
なんと!!ほぼ空っぽの状態でした!!
空っぽだったら漏れてくるわけないですよね!大変危険な状態でした。
早速漏れの原因であるオイルシールを交換します。
こちらがオイルシールです。ゴムで出来ており回転などの摺動部の気密を保つ為大変重要な役割をします。劣化すると漏れてきてしまいます。
矢印のところはオイルシールのリップと呼ばれる部位があたる摺動面です。
少し荒れていますので面を研磨して整えてから組み付けます。荒れたままですとせっかく新しいオイルシールを組みつけても気密を保つことが出来ません。
新しいオイルシールを組み付けました。
このまま乗り続ければオイル切れでデフが焼きつくところでした。
エンジンやミッションさまざまなところでこのような部品が使われています。
駐車場等で車の下にオイルのたれた跡などありましたら要注意ですので、すぐに点検を受けて下さいね。