エアコンユニットにほこりなどが混入しないように現代の車両には標準で装備されているエアコンフィルター。
しかし、交換サイクルを超えて使用することはかえって害になってしまうことは知られていないようです。
こちらは新車から3年の車検整備で交換したエアコンフィルターです。
何かまだらに綿状なものが見えます。
これはカビです!
エアコンは除湿するため内部は湿気が多い状態ですので湿気とエサになるほこりが揃えばカビが生えるのは当然のことです。
エアコンフィルターはどこのメーカでも性能別に種類があり
①ホコリだけをキャッチするスタンダードモデル
②臭いをとる活性炭などを含んだ高機能モデル(一部抗菌機能付き)
③②のモデルに抗菌効果やアレルゲン吸着性能を持たせたハイスペックモデル
このように分かれていることが多いのですが①はただほこりをキャッチするだけですのであまりお勧めできません。
②や③は抗菌機能があるためカビの発生を抑制する効果やにおいを抑える性能も持たせているのでなるべくこちらを選んで頂きたいです。
ただ、この抗菌効果も1年ほどですので交換しなければやはりカビの温床になってしまいます。
またホコリが詰まりすぎればエアコンユニット内のアンプなどの冷却不足で壊してしまう原因にもなってしまいます。
車内は非常に狭い密閉空間ですのでカビの濃度が高ければ単にかび臭いだけでなく体にも悪いので1年に一度は交換をするようにしてください。
エアコンフィルターの効果をさらに高め空間除菌をするWAKO'Sの製品も良いものだと思います。リンク