こんにちは増高自動車です。
早いもので、もう7月ですね。梅雨真っ只中ですが、もう少しで夏の到来!!私は気が重いですが。ヽ(;´Д`)ノ
さて、今日はブレーキのお話です。
お車を安全に止めたり、スピードをコントロールするのに、もっとも重要な部品であることは皆さんご承知ですね。
よく、車検や点検のときに『ブレーキがだめになってたので交換します』とか『ブレーキがありません』なんていわれたことありません?
言われるがままに交換していらっしゃる方が多いと思いますので、何がだめになっているのかご説明いたします。
前輪に使われているディスクブレーキというタイプです。
丸い円盤(ブレーキディスク)を黒い板(ブレーキバッド)で両側から挟みつけて円盤の回転を抑えます。
正面から見たところ
矢印の間の部分がパッドの摩擦面でブレーキをかけるたびに磨り減っていきます。
(このお車はパッド残り3mmほどですね)
新品のパッドを組み込んだ状態です。
ぜんぜん違うのがお分かりでしょう
新品の状態で摩擦面の厚みは約11mmほどです(車種により変わります)
交換の目安になる厚みは 5.0mm以下になったら注意 3.0mmでは交換です。
決して1.0mmまだ残っているから大丈夫なんて思わないでください!!
(摩擦材は鉄の板に接着されています。3.0mm以下は接着面ですので急激にパッドの減りが早くなり大変危険です。)
*ちなみに安全に厳しいドイツのBOSCHでは5.0mm以下で交換を推奨しています。
運転の仕方で、ブレーキの減り方は千差万別です。何km走ったから交換というようなものではないので、定期的な点検が必要です。