FIAT500 1.2 のご入庫

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エンジンルームを開けますと一番初めに目についたのはこちら!

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バッテリー端子に緑青(ろくしょう)が発生しています!

バッテリー車両側端子は銅で作られているのですが、その銅から緑青(錆)が発生した状態です。(よく十円玉が緑色に変色しているのを見たことがあると思います。)

正常な状態ではこんなに緑青が発生することはありません。

なぜこんなに発生したのでしょう?

バッテリーの中には希硫酸が入っていて充電を行うとわずかにガスが発生します。そのガスが銅に触れると錆を発生させるのです。

一昔前のバッテリーは内部の液が足りなくなると補充していたのですがその量が多すぎたり、充電機(オルタネーター)の不具合で過充電された場合ガスが大量に発生して緑青が出るなんてことよくありました。

しかし、今回のバッテリーはメンテナンスフリーバッテリーですので保水は不要ですしオルタネーターの発電量も正常でした。

 

そうすると原因は?

それはバッテリー自体の寿命です!

バッテリーもだんだん蓄電能力が衰えてきます、それでも車両側は電気が必要なので充電しようとします。

そうすることにより過充電と同じような状態が起きてバッテリーに負担が掛かりガスの大量発生で端子を錆びさせてしまうのです。

バッテリーを診断機でチェックすると案の定 交換時期を表示しました。

新しいバッテリーを装着しますがもちろん緑青も綺麗に除去します。

緑青はお湯で溶けますので除去した後ワイヤーブラシで磨いて端子に取り付けます。念のため空気と遮断するためにグリスを塗布して完成です。

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緑青を放置していると、端子が腐食で壊れたり、接触不良でバッテリー上がりを起こしますので要注意です。

バッテリーの寿命は、使用方法やサイズによっても違いますが3年から4年で急激に性能が衰えますのでバッテリー診断機でチェックするのはもとより外観で今回のような緑青が発生している場合などはすぐにチェックが必要です。