栃木県宇都宮市の整備工場
TEL 028-656-2588
月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

用品・タイヤ・ボッシュ 油脂・ケミカル

WURTH(ウルト)シートコーティング(レザー版)


WURTH(ウルト)のシートコーティングをご紹介いたします。

修理工場の当店では、修理内容の話ばかりですので、たまにはこのような愛車の美化に関することのお話をしたいと思います。

国産・輸入車共に維持管理が難しいのがレザーシートですが、”どうしたらいいのかわからない” ”テカテカしてくるのはしょうがないの?” ”傷つくので気を遣う”などでお悩みの方が結構いらっしゃると思います。

”後ろポケットに物を入れて座らない”とか、”シートの上をなるべく擦らないようにしています” ”ジーンズで乗らないようにしてます”とか、気を使っているというお話もよく聞きます。

 

しかし、防汚・摩擦防止の目的でシートコーティングがあるとの事ですが、ディーラーでは高級車のオプションで施工するとなんと!1台で7万円~との事!
(車種によっては桁が一つ上がるなんてこともあるんですって!)

話を聞き始めは”そんなに高いことやらなくっていいんじゃない?”と思っていたのですが、このコーティングの効果を見てこれは高くてもやっておいたほうがいいなと考えが変わりました。(笑)

 

では、どのようなものか御紹介します。

こちらの白いレザーには、半分だけコーティングを施しています。

このレザーに、デニム生地を張り付けたスポンジをかなりの力で擦りつけます。

すると!

 

半分、デニムの色が移り青くなったのがお分かりかと思います。もちろん色移りが無いほうがコーティングしてあるほうです。(゚д゚)!

 

さらに!もっと過激に研磨パッドで擦っちゃいます。

!!!

 

コーティングしてないほうは、表面が剥がれてしまいました!\(◎o◎)/!

驚異の耐摩耗性です!

これは特殊シリコン樹脂を薄膜でコーティングすることで外部からの摩擦・汚れを強力に防ぎ 、かつレザーから出るオイル・水分を閉じ込めることで長期にわたり劣化を防ぐという大変優れたものだそうです。

紫外線も防ぐことで変色も防ぐことが出来ます。


さらに、初めの写真でお分かりのようにコーティングをしていることがほとんどわからず、テカテカしないんです。

レザーワックスやオイルではテカテカ光り滑りますし、傷も防げませんでした、それに面倒な定期的な清掃も必要でした。

それに今までのガラス系コーティングは施工後レザーが固くなったり、テカテカしてレザーの質感を落としていました。

 

しかし、WURTHのコーティング剤は特殊シリコン樹脂を使用することで生地になじみ固くなったりテカテカすることもありません。

かつ、1日10回365日乗り降りを繰り返してもそのコーティングが5年間保たれるというメーカでの実験で、驚きの耐久性です!

 

では、実車で施工してみましょう。

 

こちらのお車、新車ではありませんので洗浄工程を行います、次の工程でコーティングしますので下地処理は大切です。

専用クリーナーで、ブタ毛ブラシを使い優しく擦り汚れを浮かしてふき取ります。

タオルでふき取ると、ご覧のとおりこんなにも汚れをふき取ることが出来ました!

右半分が洗浄後です。

左端がテカっていますが、右の洗浄後はテカりの取れた落ち着いた本来のレザーの質感になっているのがお判りいただけますか。

これだけでも綺麗になって満足してしまいそうですが、これでは素肌の状態で何も守られていないのでこの姿を長続きさせることはできません。

次に、コーティング剤を用意します。
2液のコーティング剤ですので、塗る直前に混ぜ合わせて素早く塗りこんでいきます。

 

コーティング後はサラッとしたさわり心地、テカテカ感はありませんしごわごわ感ももちろんありません。

外部からの保護するだけでなく、レザーに含まれるオイル・水分も閉じ込めるため長期に渡り保護することが出来ます。

今回の様に赤系は退色が酷いので保護することは大変重要です。

 

このような製品には消極的であまり効果を期待していなかったのですが、思っていた以上の効果で驚きました。

新車・中古車問わずお車を大切に乗りたい方には これはお勧めです!!

 

施工料金は、シートの大きさ(車の大きさ)でかわりますのでお気軽にお問い合わせください。

参考価格(新車時コーティング施工)
コンパクトカー(FIAT500クラス)38000円~(税別)

※中古車で洗浄が必要な場合別途洗浄費用が掛かります。
※劣化が進んでひび割れしたものなどの回復効果はありません。

 

レザーシートでないから関係ないと思われている方、ご朗報です。このコーティング ファブリック・アルカンターラなどに対応しているタイプもあります。

こちらもレザー用に劣らずすごい効果でした、お子様がいらしてシートの汚れが気になる方には良いのではないのでしょうか?

こちらの詳細もまたご紹介しますね。

 

栃木県宇都宮市の整備工場月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

MASUTAKAブログ最新情報

トヨタ ランドクルーザー(URJ202)2次空気噴射装置故障

トヨタ ランドクルーザー(URJ202)のご入庫 以前、2次空気ポンプの故障修理を行った(リンク)こちらの車両、修理から半年後再度同様のチェックランプが点灯したとのご連絡。   診断機を使用して故障コードを読み出します。 以前検出した空気ポンプやドライバーとは違う2次空気圧力センサーのエラーを検出しました。 2次空気噴射装置は前回交換した空気ポンプで圧送された空気をエキゾーストマニホールドに送り込むのですがV型6気筒のこのエンジンではエキゾーストマニホールドが左右バンクで別れるためそれぞれのバン ...

続きを見る

トヨタ ランドクルーザー(URJ202)2次空気ポンプ故障

トヨタ ランドクルーザー(URJ202)のご入庫 エンジンチェックランプが複数点灯したが特に走っていて症状は感じないとのこと 診断機を使用して故障コードを読み出すと2次空気ポンプに関連するエラーを検出しています。 2次空気システムとはエンジン始動時に排気管に外気(酸素)を送り込むことにより排気ガス中の未燃焼ガスを完全燃焼させる事と、同時に燃焼により触媒の温度も上げることで触媒の効率を素早く上げることを目的にした排気ガス浄化装置になります。 この車両の場合2次エアポンプと呼ばれるベーンモーターが車両右前に装 ...

続きを見る

VW up! EPCランプ点灯

VW up!のご入庫 メーター内にEPCというランプが点灯して加速が悪くなったとの事 EPCとはエレクトリックパワーコントロールの略で複数のシステムをまたいで不具合を警告するのですが、今回はこれ以外にエンジンチェックランプも点灯したようなのでエンジンに関連する不具合が発生した模様です。 診断機を使用して故障コードを読み出します。 スロットルバルブとミスファイヤ関連の故障コードを検出しました。 スロットルバルブは内部センサーの一つが検出できなくなっていたため内部不良と判断して交換します。   電子制御式のス ...

続きを見る

クライスラー イプシロン(312)ツインエアー加速中息つき

クライスラー イプシロン(312)のご入庫 ゆっくり加速しているときは問題ないが、少し強めに加速をすると息つきのようにガクガクするとのこと。 こちらのエンジンはフィアットのツインエアと呼ばれる2気筒ターボエンジンなります。   アクセル開度を少なめな低負荷時には何も違和感は感じませんが少し強く踏み込んで負荷を上げるとエンジンがクシュンクシュンと息継ぎのような症状が起き加速不良で車体もガクガクします。 その時にエンジンチェックランプも点灯します。 診断機で故障コードを読み出すとイグニッション(火花 ...

続きを見る

スバル レガシィ(BMG)トランスミッション エラー

スバル レガシィ(BMG)のご入庫 シフトチェンジがギクシャクした感じになりトランスミッションシステム点検等の警告灯が複数点灯したとの事。 入庫時はアクセルに対してギクシャクした動きをしていますし警告灯も点灯していました。 警告灯が点灯していますのでまず診断機で故障コードを読み出します。 P2762 ロックアップデューティソレノイド誤作動検出しました。 ロックアップとは、ある回転以上ではトルクコンバーターをロックアップ(直結)して効率よく動力伝達をするためのものですが、その制御がうまくいかないためギクシャ ...

続きを見る

ルノー ルーテシア4 突発的ユニット故障、原因の推測と対策

ルノー ルーテシア4 エンジンが掛からないとのご連絡。 電話で問診をすると”2週間くらい乗らなかったのでバッテリーがダメになってエンジンが掛からないのでは”とご本人。 しかし、よくよくお話を聞いていくとバッテリーではないのではないかと思われる節がありました。 とはいえ遠隔で直せるわけではないのでロードサービスで運んでもらいました。   入庫して早速点検を進めます。 バッテリーは単体点検でやはり正常レベルのため問題なくシロでした。 バッテリーは正常なのですがスロットにカードキーを差し込んでもうんと ...

続きを見る

FIAT500(312)ブレーキシューからライニング剥離

FIAT500のご入庫 ブレーキを掛けると後ろのタイヤからゴーゴー音がするとの事 後輪ブレーキはドラムブレーキを採用していますがドラムを外すと大変なことが起きていました。 ブレーキシューには摩擦材であるライニングが接着されているのですが剥離してしまっています! ライニングとは摩擦材で、ドラムの中でシューが開くと摩擦材であるライニングがドラムの回転を抑えてブレーキが効くようになっています。 ライニングが外れてしまったため、鉄であるシューとドラムがぶつかり合いゴーゴーと音が出ていました。 剥がれたライニングが ...

続きを見る

車両購入は購入先の信用度も大切です

MINI クラブマン(R55)のご入庫 冷却水が漏れているようで水を足して走行しているので診て欲しいとのご依頼。 漏れ箇所に関しては定番のサーモスタット回りです。 この修理に関しては定番作業のためリンク先をご覧ください。 同様の故障事例 リンク 冷却水漏れに関しては問題なく作業は終了しました。   次に入庫した際からライト切れの警報が点灯していた為どこのライトが切れているか点検をしていたところ非常に重篤な事態がこの車に潜んでいることがわかりました。 警告ランプはヘッドライトとリヤのフォグランプ切 ...

続きを見る

ランドクルーザー(FJ60)オーバーヒートと加速不良

ランドクルーザー(FJ60)のご入庫 最近オーバーヒートするのと、進まなくなったり止まりそうになったりするとの事。 2F型6気筒ガソリンエンジン搭載車 症状が多岐にわたるためよく問診します。 ・最近オーバーヒートする。秋になり涼しくなってから起こるようになり走行中どんどん水温計が上がってくる感じ。 ・オーバーヒートするので他店でサーモスタットとラジエターキャップを交換してもらったが症状改善せず。 ・エンジン回転が不安定な時がある。 ・アクセルを踏み込んでも進まない時がある。 上記のような症状を訴えていらっ ...

続きを見る

スマート フォーツークーペ 車両前方からの異音

スマート フォーツークーペのご入庫 車両の前のほうからガタガタと音がする時があってエアコンを切ると異音も同時に消えたとの事。 ご来店時は異音は再現できなかったため問診をします。 やはりお話を伺っても車両前方からの音のようです、この車両の駆動方式はRR(リヤエンジンリヤドライブ)でエンジンなど異音の発生源になるようなものは後ろに搭載されています。 前方で異音が出て、エアコンと連動するようなもので考えられるのはラジエーター/コンデンサーの電動ファンです。 RRとはいえ冷却水は車両前方にラジエーターを搭載してい ...

続きを見る

-用品・タイヤ・ボッシュ, 油脂・ケミカル

© 2024 増高自動車工業有限会社